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石川町公共施設包括管理事業の実施に向けたサウンディング型市場調査の結果について
石川町公共施設包括管理事業の実施に向けたサウンディング型市場調査の実施結果について、その概要を公表いたします。
なお、今回の調査は、公表内容以外にも多くの貴重なご意見やご提案をいただきましたが、参加事業者様の知的財産等を保護する観点から、各事業者様に承諾をいただいた内容について公表いたします。
趣旨
本町では、業務効率化を図るとともに、緊急時を含めた施設の管理体制の整備及び相談体制の整備を図ることを目的として、施設管理業務を包括的に民間事業者へ委託することを検討しています。
本調査は、今後、当該委託を実施するにあたり、対話を通じて本事業への参入意向や業務内容及び規模の妥当性を判断するため実施しました。
調査の経過
内 容 |
日 程 |
①実施要領の公表 |
令和7年2月28日(金) |
②エントリーシートの提出期限 |
令和7年3月14日(金) |
③ヒアリング実施期間 |
令和7年4月 8日(火)~10日(木) |
参加事業者数
7事業者
調査結果の概要
(1)業務範囲と業務量について(施設数、巡回点検など)
- 業務範囲、業務量については問題ない。
- 施設のボリューム感が掴めていないというのが正直な感想。自治体と共同作業で役割分担どのようにやっていくかによって人数や業務量などが変わる。
- 今回提示いただいている業務範囲、業務量で受託することは可能。
- 開示資料の業務に受託不可能な業務はない。
- 業務範囲と業務量については、対応可能な範囲である。一般住宅(公営住宅法外)の施設については、今後の運用を方針含め条件等で絞る必要があると考える。
- 土木の会社では厳しいが建築の会社であればできるのではないか。
(2)業務の履行体制(夜間・休日・災害時、コールセンター等の設置、拠点など)
- 24時間365日のマネジメントセンターを設置可能。
- コールセンター設置することは可能。
- 事務所は貴町内に設置することを想定している。コールセンターは24時間365日で常駐する管理センターがある。
- 夜間・休日・災害時はコールセンターで24時間365日の受付対応が可能である。拠点は自治体の意向に沿って対応。
- 町内に管理拠点を設置し、配置する従事者に保守点検・修繕・巡回点検業務を実施させる。
- 管理拠点となる事務所を無償でご提供して頂きたい。
- 防犯事業者にやってもらうのが一番いい。施設の場所や内部構造について全て把握しているので、防犯巡回に保守点検含めて頼んだ方が効率的。
(3)町内業者等の受注機会の確保
- 基本的には町内事業者に説明をして合意を得ながら進めていく。
- 技術的に町外の業者しかできないものは除いて、地元の業者さんが地元の仕事をすることが一番大事だと思っている。
- 地元企業の活用は必須だと考えている。
- 自治体の考えに沿って、町内の事業者の活用に努める。
- 町内業者を可能な限り活用していこうと考えている。
(4)業務開始までのスケジュール(準備期間等)
- 通常どの自治体も半年程度で準備期間を設けているのでこのくらいは必要だと思う。
- 8、9月の募集、提案で準備は厳しい。
- スケジュール感は自治体ごとの事情による。
- 関係機関への事業スキーム説明会や個別面談などを実施するため最低でも6か月は必要と考えている。
- 公募後、質疑回答から企画提案書提出までは1カ月以上、事業者決定から包括管理委託開始までは、準備期間を含め、余裕を見て8か月以上必要と考えている。8月はお盆休みがあるのでもう少し余裕があると助かる。
(5)包括管理委託業務におけるシステムの在り方
- クラウドの包括管理システムを導入する予定で見積している。
- 管理システムでの運用を想定している。
- 全業務をデジタル化する。職員が現場に行かなくても確認・承認ができるようにする。
- 管理システムを導入予定。
- 管理システムの導入予定はない。施設数が少ないので大きなシステムを使う必要はないと思われる。
(6)プロポーザル方式による提案募集時に提示してほしい資料や情報
- 業務の仕様書
- 修繕・保守点検業務の過去3年分の実績
- 対象施設の基本情報
- 大規模改修事業の記録
- 各業務委託の受注業者名、金額の一覧が欲しい
- 過去の施設修繕リスト
- できれば...施設未修繕リスト
- 委託費の詳細な情報(受注業者名、金額等)
- 過去3年間分の保守点検業務の履歴一覧(対象施設名、業務名、委託先、金額)委託先金額については、町内・町外の区分も記載願いたい。
- 過去3年間分の修繕業務の履歴一覧(対象施設名、業務名、委託先、金額)
- 評価基準、価格評価点の計算式、選考者人数、職名
- 対象施設の規模、構造、築年数が分かる資料
- 町と包括管理者のリスク分担(特に人件費を含む物価変動について)
- 巡回点検の頻度は示してほしい。
- 建物に応じた保守点検の考え方も予め示してほしい。
- 施設の図面、修繕記録
- 巡回調査の頻度
(7)職員の事務負担軽減
- 契約窓口一本化、業務のデジタル管理化、修繕計画の順位付けが可能となりかなりの事務負担軽減につながる。
- 例年行なっている保守管理業務の入札事務が省略される。
- 委託先と現場サイドの調整といった手間はなくなる。受託事業者を効率よく動かすための手配、調整を行うことができる。修繕関係は現地確認から見積り依頼などは事業者側で行うので、不具合の把握や費用感、その後の施工までの段取り含めて業務負担は軽減される。
- 一括発注により契約事務負担軽減が期待でき、これに伴い自治体職員の本来業務への注力寄与できると考える。
- 各施設の担当課で行っていた発注契約、点検スケジュールの調整といった業務が、包括管理導入に伴い窓口が一本化されることになり、事務負担が軽減され、よりコアな業務に注力することが可能になる。
(8)本調査への参加理由及びプロポーザルへの参加意欲
- 拠点が隣接エリアにあることから参加した。本選への意欲もある。
- 近いエリアで募集があったのでどのような感じなのか参加してみた。プロポーザル参加については、今後の状況を見て判断したい。
- 福島県という単位で見た時に石川町で募集があったので興味があり参加した。実際に参加するかどうかは公募が出た段階で判断したい。
- 公募条件等を踏まえ判断する。
- プロポーザルへの参加については、仕様や条件によるが参加したいと考えている。
本調査に係る問い合わせ先
石川町企画商工課管財係(担当:藁谷)
〒963-7893 福島県石川郡石川町字長久保185番地の4
電話:0247-26-9115
メール:kanri@town.ishikawa.fukushima.jp