
石川町長 首藤 剛太郎
昨年、本町は合併70周年の節目を迎えました。去る10月7日の記念式典では、町政の発展にご尽力いただいた皆さまへ敬意と感謝を表するとともに、通年で町民の皆さまとこれまでの歩みを振り返り、更なる発展を誓いました。町の歴史や自然、人と人が支え合う文化といった本町の魅力・財産を共有し、石川町民としての誇り、すなわちシビックプライドの醸成に努めてまいりました。
近年、地方において人口減少は深刻な課題です。将来にわたり持続可能な町であるためには、町民自らが誇りを持てること、そして郷土愛をもって故郷と関わり続けられることが欠かせません。年齢や性別、国籍、障がいの有無にかかわらず、誰もが自分らしく生きられる社会の実現が必要だと強く感じております。
「不易流行」という言葉があります。変わらぬ本質を大切にしつつ、新たな変化を取り入れるという考え方は、これからの時代にこそ求められるものです。人手不足や価値観の多様化により、生活環境の維持や伝統文化の継承など多方面で難しさが生じる中、柔軟で創造的な発想が一層重要になっています。
国においては、新政権の下、「強い経済をつくる」を掲げ、持続的な収益拡大と新たな市場の開拓に向けた取組が活発化しています。こうした動きを踏まえ、本町においても第6次総合計画及び第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、各般
の施策を着実に推進し、人口減少とそれに伴う地域経済の縮小克服を目指してまいります。また、本年は、ふくしまデスティネーションキャンペーン、現在建設中の道の駅の開業、県道いわき石川線・石川バイパスの全線開通を予定しております。新しい人の流れを生み、地域経済の活性化につながるものと大いに期待しております。
町政運営にあたっては、引き続き「町民第一主義」を基本に、「行政に対する信頼の回復」と「町民満足度の向上」を目標に掲げ、子どもたちのより良い成育環境の整備、観光・物産の振興、町内企業の支援、脱炭素の推進、石川地方町村との連携強化などに積極的に取り組み、町政を前へと進めてまいります。
結びに、町民の皆様ほか、これまで本町の発展にかかわれたすべての皆様に改めて敬意を表しますとともに、今後も引き続き御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げ、御挨拶といたします。