○石川町農業委員会会議規則

昭和32年7月20日

農委規則第1号

(趣旨)

第1条 石川町農業委員会の会議は,法令の定めるもののほか,この規則に定めるところによる。

(招集)

第2条 会長は,会議を招集しようとするときは,会議の日時,場所及び付議すべき事項を定めあらかじめ委員に通知するとともに町の例により公告しなければならない。

2 前項の通知及び公告は,緊急やむを得ない場合を除き,会議の日時の3日前にしなければならない。

(参集)

第3条 委員は,招集の当日定刻までに参集しなければならない。

(欠席の届出)

第4条 委員は事故のため会議に出席できないときは,当日の開議時刻までに届け出なければならない。

(議席)

第5条 委員の議席は,会長が定める。

2 会長は必要があると認めるときは,議席を変更することができる。

3 議席には番号及び氏名票をつけるものとする。

(総会の開閉)

第6条 開会,休憩,延会又は閉会は,会長が宣告する。

2 会長が閉会を宣告する前又は休憩,延会若しくは閉会を宣告した後は,何人も議事について発言することができない。

3 開議時刻後相当の時間を経てもなお出席委員が定数に達しないときは,会長は延会を宣告することができる。

(議題の宣告)

第7条 会長は事件を議題とするときは,その旨を宣告しなければならない。

(一括議題)

第8条 会長は必要があると認めるときは,2件以上の事件を一括して議事とすることができる。ただし,異議あるときは,討論を用いないで会議に諮つて決める。

(議案の説明)

第9条 会議において事件が議題となつたときは,提案者はその趣旨を説明しなければならない。

(発言)

第10条 委員は,議題について自由に質疑又は意見を述べることができる。

2 会議の発言は,会長の許可を受けてしなければならない。

3 発言はすべて簡明にし,議題外にわたり又はその範囲をこえてはならない。

(動議)

第11条 この規則で特に定めた場合を除き,すべての動議は,1人以上の賛成者がなければ議題とすることができない。

(修正の動議)

第12条 修正の動議は,3人以上の賛成者がなければ議題として審議することができない。

(先決動議の採択順序)

第13条 他の事件に先立つて採決に付さなければならない動議が結合したときは,会長が採決の順序を決める。ただし,異議があるときは討論を用いないで会議にはかつて決める。

(事件の撤回又は訂正及び動議)

第14条 会議の議題となつた事件を撤回し,又は訂正しようとするとき及び会議の議題となつた動議を撤回しようとするときは,会議の承認を要する。

2 委員が提出した事件及び動議で前項の承認を求めようとするときは,提出者から請求しなければならない。

(採決の方法)

第15条 採決の方法は,起立による。ただし,会長が必要と認めるとき又は委員の5人以上の要求があるときは,投票の方法による。

2 投票用紙の様式は,会長が定める。

(簡易採決)

第16条 会長は,事件について前条の規定によるのほか異議の有無を会議にはかることができる。

2 異議がないと認めるときは,会長は可決の旨を宣告する。ただし,会長の宣告に対し出席委員の5分の1以上の者から異議があるときは,会長は,起立又は投票の方法で採決しなければならない。

(議事録)

第17条 議事録には,議事のほか,開会及び閉会の時期,出席,欠席の委員の番号及び氏名並びに会長において必要と認める事項を記載しなければならない。

2 議事録には,会長及び会議において定めた2人以上の委員が署名しなければならない。

(傍聴人の取締)

第18条 次に掲げる者は,傍聴席に入ることは許さない。

(1) 凶器その他危険なものを持っている者

(2) 容儀を乱し又は酪酊している者

(傍聴人の制限)

第19条 傍聴人は,次に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 定められた場所以外に入らないこと。

(2) 杖,旗,のぼり類を携帯しないこと。

(3) 傍聴席にあつては,静しゆくにし,議場における言論に対し発言,拍子その他けんそうにわたる行為をしないこと。

(退場命令)

第20条 傍聴人がこの規則に違反し,傍聴の秩序を乱すおそれがあるときは,会長は退場を命ずることができる。

2 傍聴人は,前項により退場を命ぜられたときは,速やかに退場しなければならない。

(会議規則の疑義)

第21条 この規則の疑義は,すべて会長が決める。ただし,異議があるときは,会議にはかつて決める。

この規則は,公布の日から施行する。

石川町農業委員会会議規則

昭和32年7月20日 農業委員会規則第1号

(昭和32年7月20日施行)